【映画レビュー】これは際どい!大人の映画♥

坂本みろくです^^

今回も映画の感想を書いていきますが、今回紹介するのは大人の映画です♥

子供は見ちゃダメかって?

見るのはあまり宜しくないので、どうしても見たい場合は善良な大人の目を盗んで見て下さい(笑)

では、周囲に誰もいないことを確認して読み進めて行きましょうか!

(※誰かに見つかったら、その時は自己責任でお願い致します。)

 

『霜花店 運命、その愛』

こちらは韓国映画ですが、かなり異色過ぎる内容とのことだったので見てみました。

あらすじ

高麗時代末期に王様(チュ・ジンモ)のもとに元の国から来た王妃(ソン・ジヒョ)が嫁いでくる。だが、王様には幼い頃から共に育った美男子だけが所属する近衛隊の隊長であるホンニム(チョ・インソン)を寵愛する男色家であり、生理的に女性は愛せず抱けない身体であった。

「このままでは世継ぎを作れない!」と王様は悩んだ挙げ句、自ら寵愛するホンニムに「お前によく似た子が産まれてきて欲しい」という想いを込めて王妃を懐妊させるよう3度の床入りを命じる。

ホンニムは王命で王妃を抱き、初めて味わう女体の味と心地よさを噛み締めていくことで恋に落ちてしまう。

王妃も最初は「王様はなぜ私を抱いてくれないのか」とホンニムに対して嫉妬心を抱いていたが、徐々にホンニムを愛していくようになる。

ホンニムと王妃の2人は男女の仲になり、王様の目を盗んでは何度も密会して抱き合うようになったが、それに対して王様はホンニムの行動を不審がるようになっていき…。

このあらすじを見たら結末が読める方もいらっしゃると思いますが、はっきり言ってゲイの王様がクズ過ぎて自業自得としか言い様がない結末です。何故なら王様がホンニムの行動に対して不審がるようになってからは、宴の場で大臣共を皆殺しにしたり、ホンニムを去勢させたり、ホンニムを擁護した近衛隊の仲間達を処刑したり…「ホモはせっかち」なんて言いますが、『王の男』に出てくる燕山君もビックリな暴君と化しているよな…((( ;゚Д゚)))

それだけではなく、この映画は王様が王妃を愛するホンニムに対して恋心と嫉妬心で暴走する大人の映画なので、ホンニムと王妃がパコパコするシーンはもちろん、男同士で抱き合うシーンや去勢されて太股から血が滴るシーンがあったり…エログロでかなり人を選ぶ映画だと思います。

個人的に見てて怖かったシーンはホンニムの胸から背中にかけて剣が貫通しているにも関わらず、それを立ったまま自ら手で剣を引き抜いたシーン。普通だったら貫通した時点でもう即死だというのに、剣を胸から引き抜いた後にまた一撃やられて倒れるも、暫くの間は息していたから驚異の生命力だと思いますわ!

さて話は変わりますが、高麗を舞台にしたという割には映画の雰囲気がかなり中国寄りだった気がします…韓国は歴史的に見て中国の属国だったせいかも知れないけど。そこで色々と調べてみたところ、高麗時代は史料があまり残っていなかったからそうなったのかな?

でも、王様と王妃にはモデルがいたみたい!

第31代高麗王の恭愍王(1330年~1374年)と魯国公主(?~1365年)がモデルとのこと。映画とは違い、二人は愛し合っていて息子もいたようですが、息子は死産で魯国公主は産後すぐに亡くなったそうです。

歴史を基にした架空のドロドロした話だったけど、描写がすごい映画でした!

 

『スキャンダル』

「また韓国映画か…」

と思っている方、韓流ゴリ押しのつもりはございません!

私は勧められた韓国映画を数本まとめて見て感想を書いているだけです。

この映画は18世紀後半にフランスのコデルロス・ド・ラクロが書いた小説『危険な関係』をその時代の韓国(李氏朝鮮王朝時代)に置き換えた映画とのことですが、韓国って舞台を自国に置き換えるの好きだよね。原作の小説がどんなのかちょっと読みたくなりました!

あらすじ

ユ長官の正室であるチョ夫人(イ・ミスク)は美貌と才能に恵まれていながらも子宝には恵まれていなかった。

そこでチョ夫人はかつての恋仲である従兄弟のチョ・ウォン(ペ・ヨンジュン)に「16歳の幼い側室であるソオク(イ・ソヨン)を孕ませて。孕ませたら褒美をやろう」と取り引きを持ちかける。

ウォンは妻と死に別れた後に官職にも就かず春画を描くことを生き甲斐にしているプレイボーイで、これでは簡単過ぎて面白くないと思い、「18歳で婚約者に先立たれ、27年間も貞操を守り続けているチョン・ヒヨン(チョン・ドヨン)を籠絡したら褒美を受け取ろう」という条件付きでチョ夫人の取り引きに応じ、2人の恋愛ゲームが始まる…。

これは確かペ・ヨンジュンのこと、ヨン様が流行り出した頃の映画だったはず。

個人的な感想はウォンがヒヨンを籠絡する作戦として、雇っておいた暴漢にヒヨンを襲わせておいて、自分が彼女を助けるとかやり方がゲスい。まぁ、一番やり方がゲスいのはソオクの前では優しいお姉さん面をして、彼女にとって初恋の人でもある若い左大臣の息子を自分のモノにしてしまうチョ夫人ですけどね…嗚呼、女は恐い(>_<)

最終的にはウォンはチョ夫人にヤッた後の破瓜の血を証拠として報告の手紙と一緒に送り付けるの描写があるのですが、「そんな物を送り付けるなんて汚いわw」と思った(笑)

そして最後はあっけない結末で終了…儒教的にどうかと思う内容だったね。

こんな感じに韓国モノを何本か見てきましたが、登場人物は一癖強い登場人物ばかりでしたわ…善人ばかり出てくる話と比べると、そこが面白いのだけどさ。

あと、劇中の登場人物が着ているチマチョゴリといった衣装はすごい華やかだったけど、実際の李氏朝鮮王朝時代は国自体が貧しかったので、基本的に白をベースにした質素な衣服が基本だったようです。

上記にある申潤福という当時の画家が書いた絵を幾つか見ても派手な衣服の人はあまりいないです。

派手でない色付きの衣服の方がいても、恐らく両班(貴族)で位が高い方でしょう。

おまけにオッパイ出している女の人も絵の中にいるし…(出せば長男を生んだという当時のステータスだったらしい。)

 

今回の映画感想はこんなところですかね。

韓国の歴史系映画は結構盛っている部分が多い…。

最後になりますが、映画やドラマに出てきた実在する人物は劇中でそうなったからってそれを事実だと思っちゃダメだからね?


 

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